Mind in Sound

最近三菱アルティアムで見た展覧会「Mind in Sound」は相当面白かったです。その中でも藤枝守×銅金裕司さん達の＜Paphio in My Life＞は植物が人が部屋に入ってきたときの電流の変化などを読み取りそれをサウンドに変換するといったもので(すみませんうまく説明できないのでウェブサイトを見てみてください。又は展覧会を見るのが一番！）僕はオープニングと先日とで2回見に行ったんですが、オープニングのときは人が多すぎてよくわからなかったんですが、2回目は静かな部屋に僕が入ってくると植物が反応して、音を出しているのがよくわかり、本当に不思議なたいけんでした。普段は無口な植物が人や環境に何時も何らかのリアクションをとっていたなんて不思議ですね！
そして最近感動したことといえば「奇跡のりんご」という本。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
木村さんが挑んだ8年に感動です。物を作るってこういうことかと。電車の中で読んでいて気づけば鼻水たらして泣いていました。目の前に座っている中学生らしき人と目が合うんですよ。何度も。何この変なおっさん？て目でみられてて。それでも構わず読み続けました。もういいやって。その中で無農薬に挑戦した結果りんごの木をかれる寸前に追い込んでしまい、りんごの木、一本一本に木村さんが謝って歩くのですが、道沿いの木にはほかの人に見られると恥ずかしいので話しかけなかった。すると話しかけていなかった木のほうは後に枯れてしまうという所。やはり植物も色々なことを感じて生きているんだなーと、「Mind in Sound」の展覧会を見ながら木村さんの話を思い出しました。