レジデンスプログラム参加作家、Wenting Taoによる滞在の成果を発表する個展「Midori」を8月27日(土)、28日(日)に開催します。
Wenting Tao ウェンティン・タオは現在、米国ペンシルバニアのスモースモア大学に通うアート学生です。大学では、写真、絵画、グラフィックデザインなど学び、大学内にて個展も開催されました。
絵画などの筆遣いや配色や構図といった、その作家の人格が感じられる視覚的なジャスチャーの探求に関心があります。また俗悪、不名誉、恐怖の短所に対して誠実で確かな処置がどのようにして現代の完全主義の心の幻想や、死ぬべき運命に対する拒絶、自我の否定への治療として役立つかについても探求しています。
以下アーティストからのメッセージです。
本展でのマルチメディアの絵画シリーズでは、撮影された現実(写真)との関係を楽しみながら、不安定な線と直情的な色を取り入れて感情が緩和されたような感覚を表現しようと思いました。
意識的なコントロールをさらにゆるめるために、まるで新発見をする能力があるかのごとくスタジオクラ周辺の自然の中で見つかる多数の有機的なパターンを取り入れました。
糸島の自然豊かな環境は私を自由な気持ちにさせ、私を解放させてくれました。観に来ていただける人々にも作品を通してそのような感覚が伝われば幸いです。
Wenting Tao 個展「Midori」
日時:8/27(土)、28(日) 11時から19時まで 入場無料
※8月27日土曜日は、16時30分よりオープニングパーティーおよびアーティストトークを行います。
※レジデンス滞在中のNancy Ryan Keelingの個展も同時開催します。