レジデンスプログラム参加作家、Thomas Hoerenによる滞在の成果を発表する個展「Beautiful Japan」を9月24日(土)、25日(日)に開催します。
Thomas Hoeren トーマス・ホーガンは、ドイツのミュンスター大学およびミュンスター芸術アカデミーに在籍する芸術法（art law）教授です。また、パートタイムの写真家として国内外のアート関連組織で働いています。彼の白黒写真はベルリン、デュースブルク、イスタンブールなどで展示発表しており、写真集も出版されています。
トーマスは、通常とは異なる状況にある人々に関心があります。
ドイツに渡った初期のトルコ人移民を、母国から持ってきたお気に入りのものとともに撮影したポートレートを制作したり、最近ではKrummhoernと呼ばれる北ドイツの名の知れない地域からの人々を描写したポートレート集の制作を行いました。
以下アーティストからのメッセージです。
知的障害がありながらも素晴らしいクエリエイティビティを持つMukaのアーティスト達にとても魅了されました。Mukaはスタジオクラ近辺に位置する障害者のための民間施設で、MukaとMukartの素晴らしい仕事ぶりにも大変感激しました。
Mukaにいるアーティスト達によって制作された絵画、書道、手芸作品から感じられる彼らのエネルギーやアートの楽しさ、幸福などを、私の白黒写真を通してお見せしたいです。
そして、Mukaの特別な雰囲気を写真世界とスタジオクラに運んで届けたいと思います。本展にて、Mukartrtの多数の作品も展示します。
Thomas Hoeren個展「Beautiful Japan」
日時：9/24（土）、25（日） 11時から19時まで 入場無料
※9月24日土曜日は、15時30分よりオープニングパーティーおよびアーティストトークを行います。
※レジデンス滞在中の他4名の個展も同時開催します。