Justin Leeの個展「かつてそこはわたしの遊び場だった」が現在開催中です

レジデンスプログラム参加作家、Justin Leeによる滞在の成果を発表する個展「かつてそこはわたしの遊び場だった」が5月28日(日)まで現在開催中です。

以下アーティストからのメッセージです。

放置され、使用されるものとして既に機能していない日常品(ファウンドオブジェクト)を集めた新しいシリーズ作品を発表します。
視聴者や制作者によって物の意味がどのように捉えられ変化していくかを探求しています。ファウンドオブジェクトを並置することによって、鑑賞者が今日の社会で物事がどのように関連付けられ分類されているかを再考する機会になればと思っています。

Justin Lee 個展「かつてそこはわたしの遊び場だった」
“They Used To Be My Playground…”

日時:5/13(土)〜5/28(日)11時~18時 入場無料
※5/27(土)15時より展覧会パーティー及びアーティストトーク(本人不在)を行います。
※その他のレジデンス滞在アーティストの展覧会も同時開催します。

Justin Lee ジャスティン・リー
2016年にゴールドスミス大学(ロンドン)およびラッセル・カレッジ・オブ・ザ・アート(シンガポール)の美術修士号を取得。2006年に大統領デザイン賞にノミネートされ、the Mont Blanc Young Artist World Patronage Projectの受賞者に選ばれました。
「私は、地元の住宅地から見つけたブリキ缶やダンボール紙など私たちにとって非常に馴染みある物(ファウンドオブジェクト)に触発されました。特に人々に関心がなく、もはや使用する価値のないような物など私たちの生活空間に取り囲む日常の物を考察することに興味があります。見つけた物を観察、想起、客観視することで、現代のシンガポールに埋め込まれたサブカルチャーを明らかにするのです。

現在、ジャスティンは今日の日本のサブカルチャーの発見に基づいた一連のモチーフ、看板や標識を用いた制作に取り組んでいます。それらの使われ廃棄された物やイメージから、個人および社会的な繋がりから見られる人々や歴史、現代文化、伝統的な家族の価値を感じ取り、作品として描きだすことができます。
今回の滞在制作は、シンガポールと海外の人々を結び、協力し合い良い交流・変化を目指すシンガポール国際財団(Singapore International Foundation(SIF))より支援され参加しています。

LogoMasterBrand-SingaporeInternationalFoundation.pdf

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