Ben Harb 個展「Dual Locations」を開催します

レジデンスプログラム参加作家、Ben Harbによる滞在の成果を発表する展覧会「Dual Locations」糸島国際芸術祭2018「糸島芸農」参加アーティストとして10月20日(土)、21日(日)および27日(土)、28日(日)に開催します。

Ben Harb ベン・ハーブは、オーストラリアのキャンベラ出身のサウンド・アーティストおよび作曲家、パフォーマーです。
オーストラリア国立大学音楽学校を卒業し、the ANU New Music Ensemble、the Experimental Music Studio、Opus、EcruteakやLost Coastなどのバンドなど、地元キャンベラほか国際的な実験音楽やアートコミュニティの多くの人々と関わりながら作品制作を行ってきました。 作品は、固定媒体とライブインストゥルメンテーション(楽器のみで生演奏されるもの)の関係に焦点を当て、作品を演奏する演奏者の介入やその行為に重点を置いています。

以下アーティストからのメッセージです。

オーディオ・フィールド録音は、無限の可能性があります。その媒体には、科学的研究や生態学的研究、サウンドアート、サンプリングと現代的ジャンルの音楽応用を含む作品の歴史が含まれます。自然界や「人工的」な世界のフィールド録音から、サウンドスケープ(音景)が作られ、オリヴィエ・メシアン、ジョン・ケージ、ポーリーヌ・オリベロスなどの作曲家にインスピレーションを与えました。
「Dual Locations 二重のロケーション」は、福岡市とスタジオクラ周辺で録音を行い、独自の構図でサウンドスケープを組み合わせた空間とロケーションの両方を用いたサウンド・アート・インスタレーションです。空間的音響の広がりを利用し、聴く人々が自分なりの聴き方をみつけて体験できる没入感ある聴覚体験を作り出します。

Ben Harb「Dual Locations」
作品ジャンル: ミュージック/サウンドアート インスタレーション
展示会場: 第2スタジオ
日時:10/20(土)、21(日)、27(土)、28(日) 11時から17時まで  
※作品鑑賞パスポート(1000円 前売り900円 小学生以下無料)でご覧いただけます。初日20日(土)オープニングツアーを実施します。 
※レジデンス滞在中の8名の展示ほか、糸島芸農に参加している国内外の約20名アーティストの作品も二丈地区および深江地区の会場でご覧いただけます。