Stanford Cheung 個展「CUTAWAY」を開催します







































現在スタジオクラで滞在制作中のStanford Cheungの滞在成果を発表する個展CUTAWAYを6月22(土)、23日(日)に開催します。

Stanford Cheung スタンフォード・チァンは、詩と音楽を交差しながら、作家(ライター)、ビジュアルアーティスト、ミュージカルアーティストなどジャンル横断的制作を探求しています。詩人として、言語でのディストピア思想をリサーチし、社会での分離とディアスポラのトピックを扱います。

詩の制作では、デビュー作の長編の詩本「Structures from the Still」が2018年にAkinoga Pressによって出版され、「Any Seam or Needlework」(The Operating System、2016年)を執筆。音楽家の家系で生まれたスタンフォードは、ノースアメリカからカナダ、アジアと国際的に活動し、現在モントリオールに在住しています。

以下アーティストからのメッセージです。  

We are not moved by sighs
Entering a city such as entering
whole grows to be holy

ため息では私達は動かない
町に入る
全てが聖なるものであるかのように
– CUTAWAYより (抜粋)

CUTAWAYは日本の映画監督および脚本家 である小津安二郎のピローショット(物語と直接的に関係のない枕詞的なシーンが切り返すショット)の芸術的側面からインスピレーションを得た長編の詩およびインスタレーション作品です。糸島での約1ヶ月間の滞在中に書いた詩節は吊り下げられた写真と同等に展示され、見慣れたものと新しいものが垣間見え、視覚的また空間的構成を通して物語を伝えます。

Stanford CheungCUTAWAY
作品ジャンル: 詩と写真によるインスタレーション

日時:6/22(土)、23(日) 11時~18時まで  
アーティスト・トーク:6/22(土)16時~