Studio Kuraニュースレター 2019年7月号

こんにちは石川です。本日より滞在作家による展覧会がスタートしました！
梅雨明けの暑い１日ですが平日にもかかわらずアーティストが滞在中に出会った人々が観に来てくださっています。今月はライブパフォーマンスも開催、計10名のバラエティに富んだ作品をお楽しみいただけます！

上の画像は、ラトビア出身のリンダさんのフライヤー画像。3ヶ月滞在したリンダさんは異文化間の異なる慣習をリサーチし、日本の水引や結びに着目した作品をお見せしています。思いや感情を表現する結び目を自己表現の一つとしても捉え、海から運んだ巨大な流木と縄を結んだ大型インスタレーションと滞在中に感じた感情や思いを伝える新しい結び目のコレクションを発表しています。

7/25(木)~27(土)、滞在アーティスト８名１組による展覧会開催中！
– 27日(土)16時～アーティストトークツアーおよびライブパフォーマンスを予定。
– 展示時間は11時から18時まで、入場無料。展示場所はクラギャラリー、第1＆第2スタジオ&ハウス。

スタジオクラギャラリー

Mitch Shiles
「何もないようで僅かに存在するもの」
ペンシルベニア州生まれ、視覚芸術家。本展では触れることのできないものに対する人間の知覚の限界に関するアイデアを探り、ニューメディアを用いて私たちの動きの幻影を共有できるか試みるライブ映像をお見せします。

Nathan Phillips
「Music From an Orange Suit」
ライブ音楽パフォーマンス
7/25（木）16:30～、27（土）16:00～

第１スタジオ

Sue Anne Rische「Fan Club」
*第1ハウスにて展示
テキサス在住のマルチメディアアーティストまたはプロセスアートに着目したアーティスト。プライバシーをテーマにうちわを制作媒体として選び、２ヶ月滞在しながら制作したLEDライトや２つの扇を持つ美しく独創的なうちわを多数発表します。

そのほか3組同会場にて展示予定。

Ema Gaspar and Pedro Brito
「Recordings」 *第1ハウスにて展示
作品ジャンル: インスタレーション
*ライブパフォーマンスは全日17時~開催

Evelyn Yee 「Impressions」
作品ジャンル: 水彩

Gabriel Echaveste 「In Her Small Hours」
作品ジャンル: ペインティング＆ドローイング

第２スタジオ

Meagan Smith
「Cultivation 」
米国オハイオ州ケント出身の学際的なファイバーアーティストおよび陶芸家。本展では、この地域を取り巻く農業灌漑の影響を受け、織りや織りの工程に似た格子構造を持つ水田や密集した竹林に関連した作品と、人造物と自然物が混じり合う彫刻作品を第2スタジオ2階にて発表します。

そのほか3名同会場にて展示予定。

Rachel Eng 「Collections」
作品ジャンル: 視覚芸術

Linda Vigdorcika
「Expressed by having been tied together in a knot」
作品ジャンル: インスタレーション

Mitch Shiles *第2ハウス2階にて展示
「何もないようで僅かに存在するもの」
作品ジャンル: ミクストメディア
（彫刻およびニューメディア）

〜クラだより〜８月のカリキュラム、レッスンお休み予定など

暑さも日々増していき、本格的な夏の季節もそこまで来ているようです。いかがお過しでしょうか？アート制作をしていると失敗することもたくさんあります。そんな中、何か発見したり、共感したりしてほしいと思います。8月も失敗を恐れずに楽しく制作しましょう！ https://www.studiokura.com/blog/category/%E3%81%8A%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%9B/

松崎先生が遂にやりました！今後の発展が楽しみです！まさかのshopに？？
https://studiokura.thebase.in/

スペインから参加のイヴァンさんによる個展を先週末に行いました
米蔵スペースに映える赤が印象的な立体的絵画は、木材に厚みのある紙を曲げて組み立てたユニークな作りの作品です。時折大雨もありましたが、トークには知人友人が集まりアットホームなひとときとなりました。7/20&21開催: Yvan Mas個展「Variations in Itoshimae」